トイレと洗面所の考察2011/12/02 00:38

日本人の感覚では、どうしてもトイレと洗面所・お風呂は別物でないといけない感覚が抜け切れません。日本的な感覚がそうなのか、アジア系がそうなのかはわかりませんが、とにかく日本人の意識として、トイレはやはり見せるものではないという感覚がありますよね。今回のプランニングで、トイレスペースをどうするか‥うちでは結構な激論になりました。
オーディンホームさんのプランでは洗面所・風呂・トイレをひとつのユニットとして考えるプランをお勧めしているようです。事実、オーディンホームさんのHPに掲載されている施工例にはそういうお宅がよく紹介されています。確かにそうやってひとつのユニットにすることにより、ゆったりとした余裕のある空間になることは間違いないでしょう。私もそういう考え方は好きですし、実際そうやって出来る空間はとても上質なものになると思います。英語で個人の住宅のトイレをbathroomと言うように、欧米ではそういう空間が当たり前になっています。反面、日本ではトイレを「ご不浄」と表現してきたように、あくまで日陰の存在であり、明るい空間のイメージがないのも事実です。
私は、広々とした空間にこの三つのユーティリティをまとめる案が気に入っていたのですが、奥さん・子供たちから総スカンをくい、あえなく撃沈となりました。一番大きな理由は、リビングにいるときに使用するトイレが、夜の一定時間の間(誰かがお風呂に入っている時)事実上、使用できないのはどうにも不便だということです。確かに、うちの場合5人家族ですから、夜の9時頃から11時~12時近くまで、誰かしらお風呂に入っています。毎日のこの時間帯にトイレが自由に使えないというのがマイナスに働いたようでした。
結果、1階のトイレは独立して、洗面所・お風呂と別々に、2階のトイレは洗面所と同じスペースにすることになりそうです。

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