練習日記2012/05/23 02:01

大ソロです!
八木さんのレッスン、いつもながらためになります。今回はオケスタをみていただくことに。秋に予定している演奏会でやる曲で、まだ先週譜面が届いたばかりなのですが。

曲はショスタコーヴィッチの5番です。ホルン吹きにはおなじみのオケスタなので、ことさら目新しくはありません。ただ、この曲はまだやったことがなく、私にとっては初挑戦なのです。
そして「ショスタコと言えばこれ!」というくらい、ホルン奏者には有名なソロがあります。今回はそれを吹かせてもらう予定なので責任も重大。まだ(演奏会まで)時間があるので、キチンと準備をして課題の解決に取り組んでいこうと思います。
そのソロとは、1楽章の最後の部分。フルートとの二重奏です。笛吹き(フルート奏者のことをオケ仲間ではよくこう言います)にはどおってことのない部分ですが、ホルン奏者にとっては、この上ないプレッシャーと高度な技術を要求される部分です。
いままで練習していても、なかなか満足がいくようにはできません。それどころか、譜面通りに演奏することそのものが確率5割といったところです‥情けない(*_*)具体的には実音High-Eがキチンと当たるかどうかがやはり問題です。

昨日レッスンを受けていて、とても気になる指摘を受けました。
それは、最後のHigh-Eにいたるまで(直前のHigh-Dも含)ハイトーンを狙うあまり、息のスピードが速くなりすぎることがよくあるということ。よく陥りやすいパターンだそうです。事実、指摘を受けてから、ゆっくりと息のスピードを意識しながら吹いたらそっちの方がうまくいきました。このあたりは指摘されるまで全く思いもしませんでしたので、それだけでも昨日の収穫です。とかく、ハイトーンになるにつれ、疲労を意識するにつれ、無意識にマウスピースへのプレスが増し、またくたびれた唇の筋肉の仕事を補おうとして、息のスピードを速くしようとする意識があるのを自覚していました。今までは息のスピードによって疲労した部分をカバーできるのでは?と思い込んでいましたが、逆のようですね。目からウロコでした‥大いなるヒントをいただいた気がしてます。八木さん、ありがとうございました!