鈴鹿の予定が・・2011/04/07 23:28

崩れおちたミューザ川崎の天井
今日はあったかかった一日でした。ほんとにぽかぽか陽気とはこのことかと思うくらいあったかくて、まさに春爛漫という感じです。このあたたかさで桜もぐっと満開に近づきましたね。都内はもう満開ですが、春日部はもう一息というところでしょうか。でも今週末は間違いなく満開でしょう。桜のというと花見ですが、最近各地でよく自粛という言葉を聞きます。都内の公園でも何か今年は花見の自粛がどうこう・・という記事もみかけます。花見に限らないのですが、何かとイベントが中止や延期されているように思います。それでも、最近よく思います。果たしてこれでいいのか?・・と。
被災地のため何かしたいというのはとてもよいことだと思います。また、被災地の人が苦しんでいるのだから、被災地ではやりたくてもやれないから、自分たちだけが楽しむのはなんだか気が引ける・・そう思う気持ちはわからないでもありません。それでも、宴会やお祝い事のイベントについて軒並み控えるのがトレンドになってしまっているような今の状況は果たしてどうなのでしょう。本人たちは、何かいいことをしているような気分になっているのかもしれません。でも、そのイベントで事業をしている会社、飲食店などの売り上げがなくなってしまいます。これらの連鎖が日本全体の経済を縮小させていると強く感じています。経済が活性化し、お金がまわらないと、結局は被災地を元気にするための元がなくなってしまうとよく言われていますよね。
最近、テレビで買いだめはやめようとACのCMがよく流れています。確かに、不要なものの買いだめは確かにNGです。でも必要なものまで買うのをやめてしまう過度の節約志向はマイナスでしかありません。無駄な浪費はもちろんだめですし、絶対的な供給量が不足している電力に関しては節電が求められますが、それ以外の分野では、可能な限り通常の生活にあえて戻す必要があるとさえ思います。

さて、そんななか、秋の予定が大幅に狂ってしまう出来事が起きました。毎年の年中行事?である、鈴鹿のF1が~行けなくなってしまいました。原因は、演奏会を開く会場であったミューザ川崎シンフォニーホールの天井がこの前の地震のおかげで崩れ落ちたこと。
地震でホールの一部が壊れたとは聞いていましたが、写真を見てかなりの衝撃を受けました。まさかここまですごい壊れ方をしているとは予想だにしていませんでした。お客さんが入っているときでなくて幸運でした。6ヶ月間はすべての予約をキャンセルするとのことでしたが、結果10月半ばに予定していた私たちの演奏は同会場ではなく別の会場(トリフォニー)で行うことになったんです。トリフォニーもまあよくとれたなというところですが、日程は10月10日に、一週間前倒しになりました。そうすると、前日の9日(鈴鹿決勝当日)は当然のごとく練習がフルに入ることとなります。それで、なくなく断念です。